【交際クラブ編第7話】美人すぎるJD・Aさんとの初顔合わせ

前回少し触れたAさん。実際に会ってみると、想像をはるかに超える美人でした。
ただ、そんな彼女と「椿屋珈琲」で顔合わせするという、いきなりの失態を犯してしまったのです。

Aさん22歳。有名大学に通うリケジョ　※写真はイメージです。

庶民的すぎる選択の後悔

待ち合わせで彼女が現れた瞬間、場違い感を痛烈に感じました。
「やばい…、こんなに綺麗な子を普通のカフェに連れてきてしまった」
心の中で何度も自分を責めながらも、表情だけは平静を装います。

せめて会話で挽回しよう。そう自分に言い聞かせ、彼女の話を丁寧に拾っていきました。

「就職活動は、金融とかコンサルを考えてるんです」
就職に向けた真剣な眼差しに、芯の強さを感じました。

「大学は課題が厳しくて、ちゃんと出さないと留年しちゃうんですよ」
勉強と将来の両立に必死な姿が垣間見えます。

「美容も好きで、この前ホクロ除去したんです。脱毛も通ってて…」
華やかな美貌の裏には、自分を磨き続ける努力があることを知り、思わず感心してしまいました。

さらに驚いたのは、過去に友達の紹介で交際クラブを経験していたということ。
「でもユニバース倶楽部で会うのは初めてなんです」
と少し照れくさそうに話す姿が、意外にも普通の女子大生らしくて可愛らしく思えました。

僕は必死に彼女の言葉に相槌を打ち、質問を重ねました。
「そうなんだ、すごい努力家なんだね」
「将来はどんな働き方をしたいの？」

自然に会話をつなごうとしながらも、心の奥底では別の焦りが渦巻いていました。
「次につながるだろうか」「彼女は僕に興味を持ってくれているだろうか」

会話が落ち着いたところで、ついに切り出しました。
「またお会いしたいんですけど、希望のお手当って決まってますか？」

彼女は一瞬視線を落とし、少し考えてから答えました。
「うーん、あんまり決まってないんですけど…オトナ5ぐらいがいいと思います」

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥で熱いものが広がるのを感じました。
「次回は大人の関係になれるかもしれない」
平静を装いながらも、心の中ではガッツポーズをしていました。

LINEを交換してその日は解散。
駅へ向かう彼女の後ろ姿を見送りながら、頭の中ではすでに次のデートのイメージが駆け巡っていました。

「どんなお店を選ぼうか」「どう振る舞えば彼女を喜ばせられるだろう」
楽しみと緊張が入り混じる中、心は確実に高鳴っていました。

📖 続きは次回【第8話】でオトナデートについて書いていく予定。

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